MTGを始めた頃のこと、覚えていますか?
2018年6月29日 Magic: The Gathering コメント (5)皆さんは何をきっかけにこの世界に足を踏み入れましたか?
そして、昔のこと覚えていますか?
その経験が今も活きていますか?
今回はそんな自分の昔話を中心に「あぁ、そんな時代もあったなぁ」って物思いに耽ていただき、皆様の今後に繋がればと思います。
ぼくがMTGを始めたのは約16年前。
当たり前ですが、こんな記事を書いたりとか遠征で各地方に大会に参加してるようなプレイヤーになるなんて当時は思ってもいませんでした。
きっかけとして、友人がやってたから一緒に始めたっていうありがちな展開。
最初はもちろん人伝えでなんとなくルールを聞いてそれっぽくやっていました。
ただ、ところどころめちゃくちゃで…。
・アンタップ状態のクリーチャーはいつでも攻撃に参加できる。
・マナプールの概念が土地と同じ。
というとんでもない解釈でやっていました。
例をあげましょう。
青1マナ払えば何回でも攻撃宣言が出来たということです。
いやね、カブトガニを例に出したからまだいいものの、飛行持ちのクリーチャーだったりパワーの高いクリーチャーだったりしたらさぁ大変。
実際に大変だったんですけどね。
あとは、もう一個。
マナプールの概念が土地と同じ。
これがやばかった。
カウンター内臓の相手だけアルマゲドン。
そんなわけないやろって…当時は誰も疑わなかったのが凄い。
何故かこれは禁止カード扱いにしてました。
ぼくが当時始めたときはまだ1パック500円。
いつまで500円だったかは…忘れました。
それを小遣い1000円(中学1年生の時)握りしめてやってたんだから、相当ハマってたんでしょう。
近くの書店で売ってたのはジャッジメントブロックからオンスロートブロックあたりです。
最初に当たったクリーチャーは栄光。
そして、最初に買ったシングル(近場にあったショップ)のは大口獣。
何故か栄光よりも大口獣が強いと思ってたあの頃の自分。
もちろん覚えています。
こいつは100円でした。
遊んでいくうちになんとなく「これは一枚でも強い」「これはこれと使ったら強そうだ」とか考えられるようになったのですが、理解が進む中で意味の分からないカードに遭遇。
何故これはレアなんだ?そして、何故こんなに値段が高いんだ?
これを入れるなら沼か山入れたほうが強いに決まってるだろう(そんなわけない)と思って、ポイッ!
そりゃ土地が強いなんて意味分からないですしね、大口獣入れてるくらいですし。
今ではフェッチランドに感謝しまくってます。
あとは友人が当てたこのカード。
起動型能力?誘発型能力?…日本語でお願いします(日本語です)
当たり前ですが、戦闘すらあんな状況ですし、この意味が分かるわけありません。
もちろん友人もわかりません。
でも、値段は高かった…何故だ…(少し経ってから分かりました)
本格的に競技MTGに入るようになったのは第8版のすぐ後、ミラディンから。
まだまだ理解が追い付いておらず、塔シリーズが最強のカードだと考えていました。
毎ターンお互いに8マナ払ってたのが懐かしいです。
感覚として当時のテーマデッキ(チャレンジャーデッキの劣化版)みたいなやつにこの辺のレアぶち込んだ感じです。
更に少し経つとダークスティールが発売。
そう、あの魔の環境が出来上がったのです。
どこぞの風の噂で「グレ神話」というデッキがあるのを知る事になります。
ルールも禁止カードもあるので今のモダンの親和よりも強いと思います。
組みました。
そして、当時中学生だったので定期的に開催される日本ジュニアトーナメントに参加。
この大会のシステムがすごくて、参加費無料で優勝するだけで10パック以上貰えるというそれこそ中学生には嬉しい制度でした。
デッキがデッキなだけに毎回上位に入ることができたのでみんなでバカみたいにパック剥いたのは覚えています。
荒稼ぎするだけして、高校の受験と共に一旦離れてしまいました。
すぐ復帰してまた辞めたけど。
あれから10年以上、今では晴れる屋に入り浸るようになり行けば色んなプレイヤーから声をかけらえるように。
都心部に住んでいて、こういう環境が近くに(近くもないけど)あるのは本当にありがたいですね。
MTGを勧めてくれた友人は辞めちゃったけど、当時から一緒に遊んでた友人は先日のGP京都で一緒のチームで出たりとまだまだ現役。
あの頃の自分は本当に自分の考えだけで好きなカードを好きなように組んで構築していました。
書いてる途中でも「あの頃はこんなカード試してたよなぁ、バカだなぁ」って思ってるくらいです。懐かしいですね。
最近ではスマートフォンから、またはPC、タブレットから大会の結果やカードの値段を見ることが容易になってしまい「追求する」ということを疎かにしてる人が多いと思います。
これが悪いことだとは思わないんですが、時代の進歩ってこういうことに繋がるんだなぁ。
ただデッキをコピーするにしても「何故このカードは2枚しか入ってないのか」「サイドボードのこのカードは何に入るのか」など意外とそういうところでの追求すらできなくなってる人が多いんじゃないでしょうか。
カジュアル思考なら本当に好きなものだけで構築すればいいし、強いデッキを求めるなら追求すべきところは追求すべきなんじゃないかと思います。
楽しかったあの頃の懐かしい思い出は、もちろん友人と周りに遊べる環境にあったからというのもそうですが、「追求」「探求」が大きかったからだと思います。
まだインターネットがここまで身近にあるものでは無く、情報を手に入れるのは雑誌がほとんどでした。
方向性は変わってしまいましたが、今MTGをやっていて楽しいのも「追求」「探求」があるからだと正直思っています。
コンボ・シナジー・デッキの構築・サイドのインアウト・ゲームプランetc...
追求できていますか?探求していますか?
それでは良いMTGライフを。
ななし
そして、昔のこと覚えていますか?
その経験が今も活きていますか?
今回はそんな自分の昔話を中心に「あぁ、そんな時代もあったなぁ」って物思いに耽ていただき、皆様の今後に繋がればと思います。
ぼくがMTGを始めたのは約16年前。
当たり前ですが、こんな記事を書いたりとか遠征で各地方に大会に参加してるようなプレイヤーになるなんて当時は思ってもいませんでした。
きっかけとして、友人がやってたから一緒に始めたっていうありがちな展開。
最初はもちろん人伝えでなんとなくルールを聞いてそれっぽくやっていました。
ただ、ところどころめちゃくちゃで…。
・アンタップ状態のクリーチャーはいつでも攻撃に参加できる。
・マナプールの概念が土地と同じ。
というとんでもない解釈でやっていました。
例をあげましょう。
Horseshoe Crab / カブトガニ (2)(青)
クリーチャー — カニ(Crab)
(青):カブトガニをアンタップする。
1/3
青1マナ払えば何回でも攻撃宣言が出来たということです。
いやね、カブトガニを例に出したからまだいいものの、飛行持ちのクリーチャーだったりパワーの高いクリーチャーだったりしたらさぁ大変。
実際に大変だったんですけどね。
あとは、もう一個。
マナプールの概念が土地と同じ。
これがやばかった。
Power Sink / 魔力消沈 (X)(青)
インスタント
呪文1つを対象とし、それをそれのコントローラーが(X)を支払わないかぎり、打ち消す。支払わなかった場合、そのプレイヤーは自分がコントロールするマナ能力を持つすべての土地をタップし、自分のマナ・プールを空にする。
カウンター内臓の相手だけアルマゲドン。
そんなわけないやろって…当時は誰も疑わなかったのが凄い。
何故かこれは禁止カード扱いにしてました。
ぼくが当時始めたときはまだ1パック500円。
いつまで500円だったかは…忘れました。
それを小遣い1000円(中学1年生の時)握りしめてやってたんだから、相当ハマってたんでしょう。
近くの書店で売ってたのはジャッジメントブロックからオンスロートブロックあたりです。
最初に当たったクリーチャーは栄光。
そして、最初に買ったシングル(近場にあったショップ)のは大口獣。
Glory / 栄光 (3)(白)(白)
クリーチャー — インカーネーション(Incarnation)
飛行
(2)(白):色を1色選ぶ。あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時までプロテクション(選ばれた色)を得る。この能力は、栄光があなたの墓地にある場合にのみ起動できる。
3/3
Mawcor / 大口獣 (3)(青)(青)
クリーチャー — ビースト(Beast)
飛行
(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。大口獣はそれに1点のダメージを与える。
3/3
何故か栄光よりも大口獣が強いと思ってたあの頃の自分。
もちろん覚えています。
こいつは100円でした。
遊んでいくうちになんとなく「これは一枚でも強い」「これはこれと使ったら強そうだ」とか考えられるようになったのですが、理解が進む中で意味の分からないカードに遭遇。
Bloodstained Mire / 血染めのぬかるみ
土地
(T),1点のライフを支払う,血染めのぬかるみを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから沼(Swamp)カード1枚か山(Mountain)カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
何故これはレアなんだ?そして、何故こんなに値段が高いんだ?
これを入れるなら沼か山入れたほうが強いに決まってるだろう(そんなわけない)と思って、ポイッ!
そりゃ土地が強いなんて意味分からないですしね、大口獣入れてるくらいですし。
今ではフェッチランドに感謝しまくってます。
あとは友人が当てたこのカード。
Stifle / もみ消し (青)
インスタント
起動型能力1つか誘発型能力1つを対象とし、それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)
起動型能力?誘発型能力?…日本語でお願いします(日本語です)
当たり前ですが、戦闘すらあんな状況ですし、この意味が分かるわけありません。
もちろん友人もわかりません。
でも、値段は高かった…何故だ…(少し経ってから分かりました)
本格的に競技MTGに入るようになったのは第8版のすぐ後、ミラディンから。
まだまだ理解が追い付いておらず、塔シリーズが最強のカードだと考えていました。
Tower of Champions / 王者の塔 (4)
アーティファクト
(8),(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+6/+6の修整を受ける。
Tower of Eons / 永劫の塔 (4)
アーティファクト
(8),(T):あなたは10点のライフを得る。
毎ターンお互いに8マナ払ってたのが懐かしいです。
感覚として当時のテーマデッキ(チャレンジャーデッキの劣化版)みたいなやつにこの辺のレアぶち込んだ感じです。
更に少し経つとダークスティールが発売。
そう、あの魔の環境が出来上がったのです。
どこぞの風の噂で「グレ神話」というデッキがあるのを知る事になります。
ルールも禁止カードもあるので今のモダンの親和よりも強いと思います。
組みました。
そして、当時中学生だったので定期的に開催される日本ジュニアトーナメントに参加。
この大会のシステムがすごくて、参加費無料で優勝するだけで10パック以上貰えるというそれこそ中学生には嬉しい制度でした。
デッキがデッキなだけに毎回上位に入ることができたのでみんなでバカみたいにパック剥いたのは覚えています。
荒稼ぎするだけして、高校の受験と共に一旦離れてしまいました。
すぐ復帰してまた辞めたけど。
あれから10年以上、今では晴れる屋に入り浸るようになり行けば色んなプレイヤーから声をかけらえるように。
都心部に住んでいて、こういう環境が近くに(近くもないけど)あるのは本当にありがたいですね。
MTGを勧めてくれた友人は辞めちゃったけど、当時から一緒に遊んでた友人は先日のGP京都で一緒のチームで出たりとまだまだ現役。
あの頃の自分は本当に自分の考えだけで好きなカードを好きなように組んで構築していました。
書いてる途中でも「あの頃はこんなカード試してたよなぁ、バカだなぁ」って思ってるくらいです。懐かしいですね。
最近ではスマートフォンから、またはPC、タブレットから大会の結果やカードの値段を見ることが容易になってしまい「追求する」ということを疎かにしてる人が多いと思います。
これが悪いことだとは思わないんですが、時代の進歩ってこういうことに繋がるんだなぁ。
ただデッキをコピーするにしても「何故このカードは2枚しか入ってないのか」「サイドボードのこのカードは何に入るのか」など意外とそういうところでの追求すらできなくなってる人が多いんじゃないでしょうか。
カジュアル思考なら本当に好きなものだけで構築すればいいし、強いデッキを求めるなら追求すべきところは追求すべきなんじゃないかと思います。
楽しかったあの頃の懐かしい思い出は、もちろん友人と周りに遊べる環境にあったからというのもそうですが、「追求」「探求」が大きかったからだと思います。
まだインターネットがここまで身近にあるものでは無く、情報を手に入れるのは雑誌がほとんどでした。
方向性は変わってしまいましたが、今MTGをやっていて楽しいのも「追求」「探求」があるからだと正直思っています。
コンボ・シナジー・デッキの構築・サイドのインアウト・ゲームプランetc...
追求できていますか?探求していますか?
それでは良いMTGライフを。
ななし
コメント
身内で遊んでたころ、「願い」のカードとか友達のファイルから引っこ抜いて叩きつけあってましたもん(о´∀`о)
周りが敵意剥き出しで、1プレイにしのぎを削る。
最近は大型大会行かないとそんな空気味わえなくて、大型大会が楽しみな私w
ただ、ネットが普及した今も楽しさはちゃんとあって、本質的な部分は変わってないんだなぁって思います。
探せば無限に答えを出してくれるフォーマットがレガシー。それが魅力なんだなぁ、と。
知られたくなければリスト非公開にすれば良いしね(*´-`)
昔も好きでしたが、近年の方が楽しいです!
自分の信じるものが正しいって証明するために、戦いたいですね(*´-`)
てかもう完全に同じことやってた/(^o^)\www
懐かしい気持ちになりました。ありがとうございます。
自分なりの追求、探求を心がけて日々デッキを回したいですね(^o^ゞ
あー、願いもそうでしたwww
そもそもサイドボードの概念もなかった気がするし、店の店長からこのカード貸してくださいって言った記憶もありますww
>>ゆらいさん
本当に晴れに出てくるまでの自分は地元カジュアル勢だったのでそういうの楽しかったんだろうなぁって思います。
今では大型大会は本当に楽しみで都合がつくならやっぱり参加したくなっちゃいますしね。
自分は予習(練習・調整期間)・テスト(大会)・答え合わせ(大会の振り返り)って感じで今は考えてますww
>>Tom.Kさん
これもしかしたら誰もが通る道だったり…?
>>アソねこさん
オールランドマリガン、ノーランドマリガンはあったけど、14枚の手札はやばすぎますねww
切磋琢磨しましょう!!