GP前最終調整禄＆デッキレシピ

一回リストとして固めてはいたんだけど、赤単プリズンが思ったより結果を残していたので急遽変更。

大会上位者のレシピを見てみると分かると思うけど、サイドボードに変更点がちらほら見られる。

(１)水流破、青霊破の追加
以前までにレシピだと1枚の採用が主流だったのに対し、ここ最近では2枚のレシピを見る機会が増えた。
≪発展の代価≫≪騙し討ち≫≪血染めの月≫≪焦熱の合流点≫≪反逆の先導者、チャンドラ≫etc...対処しなければいけないスペルは意外と多い。
このデッキのサイドボードは、≪狼狽の嵐≫≪紅蓮破≫≪赤霊破≫≪外科的摘出≫«水流破»≪実地での被災≫くらいしか定まっておらず、あとは比較的フリー枠になる。
なのでメタゲームとして意識するのであれば十分採用の余地はある。

GP京都のメタゲームとして、赤単プリズン、スニークショー、URデルバー、バーンにどのくらいの確率で当たるのだろうか。
肝になるのはここなんじゃないでしょうか。
ここ2週間の大会結果からメタゲームの割り出しを行ってみました。

グリクシスデルバー　15%
石鍛冶系　7%
URデルバー　6%
赤単プリズン　5%
デス＆タックス　5%
BUG(4c)デルバー　5%
4cコントロール　5%
BUGアグロ　5%
ANT　5%
BGデプス　5%
スニークショー　5%
感染　3%
土地単　3%
エルフ　3%

こう見るだけでも30%以上の相手に対してInできる≪水流破≫≪青霊破≫の存在は今非常に大きいかもしれないですね。

話は変わるけど赤単プリズンとBGデプス上がってきてますね。

(２)思案→定業へ
とある大会で結果を残したこのデッキの≪思案≫の枠が≪定業≫に代わっていました。
海外の記事を要約したところ…
「特定の一枚を探したり、土地が少ないデッキは思案の方が優れている。が、土地が20枚以上あり特定の一枚ではなくデッキを回せるようなドローエンジンとして使用するなら定業。思案で1枚欲しいのがあって2枚不要牌の場合がネックになる。が、定業では見れる枚数こそ少ないけど不要牌を下に送れる」
と自分なりの解釈も踏まえて書くとこんな感じの事を言っていた。

≪思案≫
・マナ…1マナ
・色…青
・種類…ソーサリー
・見れる枚数…3+1

≪定業≫
・マナ…1マナ
・色…青
・種類…ソーサリー
・見れる枚数…2+1

こうやって見ると≪思案≫の方がいいじゃんって思いがちだが、そうではない。
≪思案≫は2ターン先までプラン建てしておかなければならない1枚。そしてそのプランには弱いターンがまわってきてしまう可能性がある。これはフェッチランドや≪精神を刻む者、ジェイス≫で踏み倒すことが一応可能。
それに比べて≪定業≫は不要牌を送りつつ有効牌のみをドローすることができる。
言ってることは理解できるが、フェッチランドの多さから考えても思案で見られる枚数を増やしたほうがいいと思っているのが現状。
ただ、定業の方がコントロール寄りなのは理解できる。
まだこれは試してない、というより試す時間が無かったのでGPが終わった後に調整してみようと思う。

(３)反逆の先導者、チャンドラの採用
サイドボードでよく見るようになりました。
そこまで明確な意図が分かってるわけではないんですけど、≪血染めの月≫に対する回答＋中速以降のデッキに対して追加の勝ち手段として考えています。
どこの記事漁っても明確な理由が記載されていなかったのでこれはこの辺で。

うーん、とりあえずデッキレシピを載せて終わりにしようと思います。


ではGP京都楽しんできます。

ななし




下記、リスト↓

【メインボード】
１　Badlands
１　島
４　汚染された三角州
４　沸騰する小湖
１　沼
２　Underground Sea
１　新緑の地下墓地
１　Volcanic Island
１　研究室の偏執狂
４　渦まく知識
４　暗黒の深部
２　目くらまし
１　衝動的な行動
４　燃え立つ願い
２　陰謀団式療法
３　最後の審判
３　強迫
２　秋の際
４　ギタクシア派の調査
４　思案
３　定業
４　ライオンの瞳のダイアモンド
４　水蓮の花びら
【サイドボード】
１　Tropircal Island
２　ザンティッドの大群
３　突然の衰微
２　蒸気の連鎖
１　力ずく
１　陰謀団式療法
１　最後の審判
１　秋の際
１　巣穴からの総出
１　虐殺
１　苦悶の触手