アインシュタインから学ぶMTG
2016年10月31日 Magic: The Gathering コメント (4)「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。」
「大切なことは質問をやめないことだ。好奇心こそ我々の存在を示すものなのだ。」
この二つはアルベルト・アインシュタインの名言である。
先日こんな質問を受けた。
「カスケード相手きついんでどうしたらいいですかね?」とサイドボードを見せられた。
質問の意図から察するに、
①カスケードとの勝率が良くないので勝てるようになりたい。
②サイドボードから入れられるカードの選択肢、もしくはそれの増加。
これを望んでいるのが分かる。質問としても十分に伝わる。
メインボードも一応見せてもらって、「歓楽者はマッチアップ的にどう?ネメシスの方が強くない?」とか「ポップの枚数増やしたら?」とか色々回答を出す。
しかし返ってくる返事は「いや、それだと○○なので。」
全てこの返答である。
この時点で、彼が何のために私に質問をしているのか全く分からなかった。
「実際にそれでやってみたの?」と聞くと、「まだやってないです。」
アインシュタインが述べたこと、質問はしっかりしてるが自分で試してない。
今日の題材にしたいのは「質問して実行する」というところまで。
机上論を述べるのは誰だってできる。
自分の最高のプランでお喋りするのなんて誰でもできる。
日本人は、特に自分の意見を持ってて他の人の意見に否定的に入る傾向にある。
別に自分の意見を持つことが悪いのではない。
否定的に物事を捉えるのがよくないのだ。
その一つの例として、URデルバーを題材にする。
国内のスレッドや大会結果を見て、クリーチャー群は下記の採用にほぼ収まってる。
秘密を掘り下げる者
僧院の速槍
渋面の溶岩使い
嵐追いの魔道士
若き紅蓮術士
騒乱の歓楽者
真の名の宿敵
瞬唱の魔道士
ヴェンディリオン三人衆
誰もが納得のラインナップだとも感じられるが、海外のURデルバーのスレッドでは「詮索好きのホムンクルス」もピックアップされる。
この記事を読んでる人の中でも「何それ」って人もいれば「いたねそんなの」って人もいるのではないだろうか。
しかし、日本でこんなこと言うと「弱い、使えない、2マナでタルモより弱いし」なんて否定的な意見が飛ぶのが目に見える。
使っちゃいけないなんて誰も言わないんだし使えばいい。
実行できる場所があれば試してダメならそれでまた他の試して繰り返せばいい。
大会上位者のコピーデッキをそのまま使う人もいたりするが、それには否定的だ。
それで勝って楽しいのか?そもそもそれで勝てないとなると自分の力量の無さに悲しくならないのか。
その作成者の意図が自分にはまるものであれば結局そこに収束するし構わないとは思うが。
ベースにしてもいいとは思うが、せっかくいろんなカードがあるんだから試してみないと構築力とかは絶対に伸びないと思う。
少し脱線したが、話を戻します。
MTGをやってる以上、何かのコミュニティに属している人は多いはず。
下記を実践すると比較的多くの意見を潰さないで話せると思うので参考になれば。
もちろん私の身近な人たちも含めて。
①漠然とした質問をしない。
どこに行ってもそういう人はいるけども②に直結するのでそれは後述するが困るのは自分。必ず何かの焦点に当てた内容でないと行きつくところがなくなってしまう。自分の思ってない方向に話が進んでしまい、結局みんなで話し合っても自分も相手も時間の無駄で終わってしまう。
②自分の意見を持っておく。
「自分はこう思うんだけど、みんなはどう?」一種の答え合わせのような質問ではあるけどこういう質問の方がみんなは答えやすい。美容室行って「髪型何にしますか?」に対して「おまかせで」と答える。坊主にされてこんなはずじゃないと嘆く。悪いのは自分の意見を言わなかった自分だ。他の人にデッキメイクしてもらって思ってたのと違うなんてこともあったりするものだし意見は持っておこう。
③ブレインストーミング法を活用する。
企業で取り入れる会議法の一つ。出せる意見全部出し切って詰めていく方法。人数が多いとこういう質問の仕方の方がいいのかもしれない。(4~10人くらいがいい)
ブレインストーミングの方法については下記↓
・判断・結論を出さない(結論厳禁)
自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階にゆずる。ただし可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。たとえば「予算が足りない」と否定するのはこの段階では正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。
・粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。
・量を重視する(質より量)
様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。
・アイディアを結合し発展させる(結合改善)
別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。
(Wikipedia抜粋)
ルールキーパーが必要だったりKJ法用いたりとかやり方は工夫していく。
聞いてみて、みんなで考えて試してみて、改善点見つけ出してまた考えて。
これができるのがコミュニティの強みなんじゃないかと思います。
某レガシーのアーキタイプのグループに入った人も言っていたが、「結局自分の言いたいこと言ってるだけで何もまとまってない。」
そりゃ有象無象が自分の思いの丈話しに来てるんだからそうなるでしょう。
まず、自分の意見が大事。
それ以上に相手に求めてるんだから相手の意見も大事。
自分を賢そうに見せず、相手にもすっきりしてもらうのも大事。
無碍に扱わず、こういう考えもあるんだと素直に試してみるのがいいと思います。
試してみて、またそれを題材にこういう会話ができるわけですからね。
質問というか意見交換になるのかな。
とまぁ、ここまで書いたけど長文で読みづらい内容になってしまったと同時に最後まで読んでくださりありがとうございます。
参考にしていただければ幸いですが、この考えに否定的に捉える人も少なからずいるでしょう。
別にそれはそれでいいと思います。
自分たちのコミュニティは自分たちで作ってください。
ななし
「大切なことは質問をやめないことだ。好奇心こそ我々の存在を示すものなのだ。」
この二つはアルベルト・アインシュタインの名言である。
先日こんな質問を受けた。
「カスケード相手きついんでどうしたらいいですかね?」とサイドボードを見せられた。
質問の意図から察するに、
①カスケードとの勝率が良くないので勝てるようになりたい。
②サイドボードから入れられるカードの選択肢、もしくはそれの増加。
これを望んでいるのが分かる。質問としても十分に伝わる。
メインボードも一応見せてもらって、「歓楽者はマッチアップ的にどう?ネメシスの方が強くない?」とか「ポップの枚数増やしたら?」とか色々回答を出す。
しかし返ってくる返事は「いや、それだと○○なので。」
全てこの返答である。
この時点で、彼が何のために私に質問をしているのか全く分からなかった。
「実際にそれでやってみたの?」と聞くと、「まだやってないです。」
アインシュタインが述べたこと、質問はしっかりしてるが自分で試してない。
今日の題材にしたいのは「質問して実行する」というところまで。
机上論を述べるのは誰だってできる。
自分の最高のプランでお喋りするのなんて誰でもできる。
日本人は、特に自分の意見を持ってて他の人の意見に否定的に入る傾向にある。
別に自分の意見を持つことが悪いのではない。
否定的に物事を捉えるのがよくないのだ。
その一つの例として、URデルバーを題材にする。
国内のスレッドや大会結果を見て、クリーチャー群は下記の採用にほぼ収まってる。
秘密を掘り下げる者
僧院の速槍
渋面の溶岩使い
嵐追いの魔道士
若き紅蓮術士
騒乱の歓楽者
真の名の宿敵
瞬唱の魔道士
ヴェンディリオン三人衆
誰もが納得のラインナップだとも感じられるが、海外のURデルバーのスレッドでは「詮索好きのホムンクルス」もピックアップされる。
この記事を読んでる人の中でも「何それ」って人もいれば「いたねそんなの」って人もいるのではないだろうか。
しかし、日本でこんなこと言うと「弱い、使えない、2マナでタルモより弱いし」なんて否定的な意見が飛ぶのが目に見える。
使っちゃいけないなんて誰も言わないんだし使えばいい。
実行できる場所があれば試してダメならそれでまた他の試して繰り返せばいい。
大会上位者のコピーデッキをそのまま使う人もいたりするが、それには否定的だ。
それで勝って楽しいのか?そもそもそれで勝てないとなると自分の力量の無さに悲しくならないのか。
その作成者の意図が自分にはまるものであれば結局そこに収束するし構わないとは思うが。
ベースにしてもいいとは思うが、せっかくいろんなカードがあるんだから試してみないと構築力とかは絶対に伸びないと思う。
少し脱線したが、話を戻します。
MTGをやってる以上、何かのコミュニティに属している人は多いはず。
下記を実践すると比較的多くの意見を潰さないで話せると思うので参考になれば。
もちろん私の身近な人たちも含めて。
①漠然とした質問をしない。
どこに行ってもそういう人はいるけども②に直結するのでそれは後述するが困るのは自分。必ず何かの焦点に当てた内容でないと行きつくところがなくなってしまう。自分の思ってない方向に話が進んでしまい、結局みんなで話し合っても自分も相手も時間の無駄で終わってしまう。
②自分の意見を持っておく。
「自分はこう思うんだけど、みんなはどう?」一種の答え合わせのような質問ではあるけどこういう質問の方がみんなは答えやすい。美容室行って「髪型何にしますか?」に対して「おまかせで」と答える。坊主にされてこんなはずじゃないと嘆く。悪いのは自分の意見を言わなかった自分だ。他の人にデッキメイクしてもらって思ってたのと違うなんてこともあったりするものだし意見は持っておこう。
③ブレインストーミング法を活用する。
企業で取り入れる会議法の一つ。出せる意見全部出し切って詰めていく方法。人数が多いとこういう質問の仕方の方がいいのかもしれない。(4~10人くらいがいい)
ブレインストーミングの方法については下記↓
・判断・結論を出さない(結論厳禁)
自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階にゆずる。ただし可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。たとえば「予算が足りない」と否定するのはこの段階では正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。
・粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。
・量を重視する(質より量)
様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。
・アイディアを結合し発展させる(結合改善)
別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。
(Wikipedia抜粋)
ルールキーパーが必要だったりKJ法用いたりとかやり方は工夫していく。
聞いてみて、みんなで考えて試してみて、改善点見つけ出してまた考えて。
これができるのがコミュニティの強みなんじゃないかと思います。
某レガシーのアーキタイプのグループに入った人も言っていたが、「結局自分の言いたいこと言ってるだけで何もまとまってない。」
そりゃ有象無象が自分の思いの丈話しに来てるんだからそうなるでしょう。
まず、自分の意見が大事。
それ以上に相手に求めてるんだから相手の意見も大事。
自分を賢そうに見せず、相手にもすっきりしてもらうのも大事。
無碍に扱わず、こういう考えもあるんだと素直に試してみるのがいいと思います。
試してみて、またそれを題材にこういう会話ができるわけですからね。
質問というか意見交換になるのかな。
とまぁ、ここまで書いたけど長文で読みづらい内容になってしまったと同時に最後まで読んでくださりありがとうございます。
参考にしていただければ幸いですが、この考えに否定的に捉える人も少なからずいるでしょう。
別にそれはそれでいいと思います。
自分たちのコミュニティは自分たちで作ってください。
ななし
- スポット情報
コメント
通りすがりですがリンクさせていただきます。
チーム内でもこういう風に話していけたらもっと楽しくなると思うんですよね!
別にMTGだけじゃなくてもそうだけどw
ムンナローさん
稚拙な文章で申し訳ないです。。。
こちらもリンクさせていただきましたのでこれからもよろしくお願いします!
アソねこさん
当たり運とか引きがとかももちろんあるでしょうけど、コピーは私は嫌ですw
何か土台だけ決めて自由に構築していきましょ!