サイドボードの選択肢について
2016年8月8日 Magic: The Gathering コメント (2)ここ数日でチームのメンバーは個々に大会に参加したりして経験値を積んでいる。
意識高いなぁとか思うのと同時に俺も出たいなぁと思う今日この頃。
今日は特に記事を書くつもりはなかったのだが、メンバーの一人「とりさん」からリクエストがあったので書きたいと思う。
書くつもりはないっていうよりは書く内容がないといったところか。
タイトルの通り、サイドのin/outではなくサイドの選択肢というところを今回はお伝えしていこうと思う。
参考になるかどうかは分からないが、こういう作り方もあるんだなぁと思っていただければ幸い。
まず確認事項としていくつか事前準備が必要だ。
・自分のアーキタイプ
・メインデッキの確立
・サイドの候補
この3点は必ず必要になる。
当たり前だけどとても大事なことだ。
今回は自分の「4cデルバーストンピィ」を例に書いていこうと思う。
現状、デルバーというアーキタイプは大きく分けて3種類に分かれている。
・カナディアンスレッショルド(RUGデルバー)
・BUGデルバー
・グリクシスデルバー
4cデルバーはあるが、基本はグリクシスデルバーに突然の衰微が追加で入ってるか、BUGデルバーに稲妻が入ってるパターンを指す。
色から考えてBUGとグリクシスのハイブリッドになるだろう。
もともとどちらも組んできたがデメリットが目立つ場面も多々あった。
・グリクシスデルバー
デルバー、ヤンパイからの速いクロックによるダメージレースはテンポの強み。ただ一度詰まるとテンポデッキなので巻き返しが難しい。デスタクやカスケードに対してはハンドをぴったり使ってギリギリ勝つような戦い方になってしまう。ジャンドにも不利。
・BUGデルバー
どちらかというとクリーチャーもタルモゴイフを搭載し、太いクロックになってることや、ハンデスを詰める分コンボにも強くなってる。ただ、最後の一押しができないことが多い。
思考レベルの低い私の出した結論。
「とりあえず衰微も稲妻もとれるし4色が最強では?(最強なため」
ここから始まった。
①自分のアーキタイプ
→グリクシスとBUGの両立?
では次に、メインデッキの確立について。
これは以前の記事にした構成を見てほしい。
若き紅蓮術士、タルモゴイフの不採用については前に記載してるので他のクロックやあまり見ない呪文について。
・グルマグのアンコウ
コンボを除くと、おそらくメタゲーム内では最大サイズのクリーチャーで現実を砕くものと勝負できるサイズ。墓地を活用するのと瞬唱もいることから多く詰めないので2枚採用。
・瞬唱の魔道士
できれば2枚採用したい。ダメ押しの稲妻や突然の衰微に利用したりも含めてブロック時のコンバットトリックやPW対処にも使える。単体で使うのは惜しく、できればFBをセットで使いたいので1枚だけ採用。
・ヴェンディリオン三人衆
コンボ向けの一枚にはなるが、最序盤のデルバーが対処されるとクロックを稼ぐのに他のクリーチャー頼みになる。それを防ぐ追加のクロックとしても有効。コンボにメインから対処しやすくなる。ただ、後述するが真の名の宿敵も入るし、サイドにも入れてる為、1枚のみメインで採用。
・真の名の宿敵
このクリーチャー場に出れば対処されるカードが非常に少ない。布告系除去や、全体除去とかその程度だろう。デルバー系であるが故カウンターもそこそこ積んでいるので場に出てしまえばその除去手段に対してだけ注意していればよい。あとは殴るだけ。3マナというマナ域が少しネックになるので多くは採用できないので2枚だけ。
・森の知恵
2ターン目のアクションとして2マナのクリーチャーは今回は入れていない(瞬唱は除く)。なので基本は死儀礼からジャンプして3マナの動き以外は基本は構える形になると思う。なので2マナのアクション欲しさとドローの質上げ向上の為に1枚。
・梅澤の十手
ジャパニーズファッキンウエポン。他のデルバーよりもデュアルランドの枚数を大めに取ってることもあり、容易にキャストしやすい。真の名の宿敵や飛行クリーチャーとの相性もいい。2マナ枠ということもあり1枚採用。
こんな感じ。
微調整に関して言うのであればメタゲームで気になっていたエルドラージ、BUGカスケード、ミラクル、グリクシスデルバーに不利にならないゲーム運びが出来るか否かというところ。若き紅蓮術士やタルモゴイフの不採用に関してもそこだが、今回は省略。
②メインデッキの確立
→メタゲームの上位群に引けを取らない構成。
ここまできてやっと本題に入れる(非常に長かった)。
サイドの構成について、今回グリクシスとBUGどちらのデッキのサイドボードも確認しなければならない。
なので、「過去2年分くらいの大きい大会で使われた両方のサイドのカード全部調べるか。」
いわゆる可能性リストみたいなものだ。
構築段階のメモ書きがあったが英語なのは了承してほしい。
SideBoard
・Surgical Extraction
・Flusterstorm
・Fire Covenant
・Thoughtseize
・Engineered Explosives
・Pithing Needle
・Golgari Charm
・Jace,the Mind Sculptor
・Liliana of the Veil
・Dread of Night
・Dark Blast
・Winter Orb
・Vendilion Clique
・True Name Nemesis
・Ancint Grudge
・Bareful Strix
・Painful Truths
・Pyroblast
・Rakdos Charm
・Umezawa’s Jitte
・Null Rod
・Grim Lavamancer
・Dismember
・Invasive Surgery
・Pyrokinesis
実際にここまで洗い出して、メタゲームを洗い出してみる。
・Grixis Delver
・Eldrazi Aggro
・UR Delver
・BUG Delver
・Death & Taxes
・Canadian Threshold
・Burn
・Infect
・Merfolk
・Maverick
・Jund
・UW Miracles
・BUG Cascade
・Stoneblade
・Loam
・Lands
・Storm
・Reanimator
・Show and Tell
・Dark Depths
・Elves
・Dredge
・Painter
主にこの辺で85~90%占めているのではないだろうか?
ここに上記の候補にあげたカード、1枚1枚を見ていく。
もちろんメタゲームの相手の動きを知っておく必要はある。
完全に理解してないにしても勝ち方と注意すべき点は知っておきたい。
見ていくときにあまりにもピンポイントでしか刺さらないカードは不要であり、多くの相手に対してinできるカードを採用する必要がある。
今回はこれも割愛させていただく。
そして現状の私のサイドボードは今の形になっていった。
サイドに困ったときは私は一から考えてこうしてる。
あくまでも持論でのサイドボードプランなのでこういうのもあるのか程度で参考にしていただければと思う。
メインで有利取れる相手でも5枚以上入れ替えられるようにはしたい。
以上、サイドの選択肢についてでした。
毎度毎度思うけど、DN書くのに1時間以上使ってるの本当に暇なんだなぁと思う(これが座ってるだけの仕事の末路)。
ななし
意識高いなぁとか思うのと同時に俺も出たいなぁと思う今日この頃。
今日は特に記事を書くつもりはなかったのだが、メンバーの一人「とりさん」からリクエストがあったので書きたいと思う。
書くつもりはないっていうよりは書く内容がないといったところか。
タイトルの通り、サイドのin/outではなくサイドの選択肢というところを今回はお伝えしていこうと思う。
参考になるかどうかは分からないが、こういう作り方もあるんだなぁと思っていただければ幸い。
まず確認事項としていくつか事前準備が必要だ。
・自分のアーキタイプ
・メインデッキの確立
・サイドの候補
この3点は必ず必要になる。
当たり前だけどとても大事なことだ。
今回は自分の「4cデルバーストンピィ」を例に書いていこうと思う。
現状、デルバーというアーキタイプは大きく分けて3種類に分かれている。
・カナディアンスレッショルド(RUGデルバー)
・BUGデルバー
・グリクシスデルバー
4cデルバーはあるが、基本はグリクシスデルバーに突然の衰微が追加で入ってるか、BUGデルバーに稲妻が入ってるパターンを指す。
色から考えてBUGとグリクシスのハイブリッドになるだろう。
もともとどちらも組んできたがデメリットが目立つ場面も多々あった。
・グリクシスデルバー
デルバー、ヤンパイからの速いクロックによるダメージレースはテンポの強み。ただ一度詰まるとテンポデッキなので巻き返しが難しい。デスタクやカスケードに対してはハンドをぴったり使ってギリギリ勝つような戦い方になってしまう。ジャンドにも不利。
・BUGデルバー
どちらかというとクリーチャーもタルモゴイフを搭載し、太いクロックになってることや、ハンデスを詰める分コンボにも強くなってる。ただ、最後の一押しができないことが多い。
思考レベルの低い私の出した結論。
「とりあえず衰微も稲妻もとれるし4色が最強では?(最強なため」
ここから始まった。
①自分のアーキタイプ
→グリクシスとBUGの両立?
では次に、メインデッキの確立について。
これは以前の記事にした構成を見てほしい。
若き紅蓮術士、タルモゴイフの不採用については前に記載してるので他のクロックやあまり見ない呪文について。
・グルマグのアンコウ
コンボを除くと、おそらくメタゲーム内では最大サイズのクリーチャーで現実を砕くものと勝負できるサイズ。墓地を活用するのと瞬唱もいることから多く詰めないので2枚採用。
・瞬唱の魔道士
できれば2枚採用したい。ダメ押しの稲妻や突然の衰微に利用したりも含めてブロック時のコンバットトリックやPW対処にも使える。単体で使うのは惜しく、できればFBをセットで使いたいので1枚だけ採用。
・ヴェンディリオン三人衆
コンボ向けの一枚にはなるが、最序盤のデルバーが対処されるとクロックを稼ぐのに他のクリーチャー頼みになる。それを防ぐ追加のクロックとしても有効。コンボにメインから対処しやすくなる。ただ、後述するが真の名の宿敵も入るし、サイドにも入れてる為、1枚のみメインで採用。
・真の名の宿敵
このクリーチャー場に出れば対処されるカードが非常に少ない。布告系除去や、全体除去とかその程度だろう。デルバー系であるが故カウンターもそこそこ積んでいるので場に出てしまえばその除去手段に対してだけ注意していればよい。あとは殴るだけ。3マナというマナ域が少しネックになるので多くは採用できないので2枚だけ。
・森の知恵
2ターン目のアクションとして2マナのクリーチャーは今回は入れていない(瞬唱は除く)。なので基本は死儀礼からジャンプして3マナの動き以外は基本は構える形になると思う。なので2マナのアクション欲しさとドローの質上げ向上の為に1枚。
・梅澤の十手
ジャパニーズファッキンウエポン。他のデルバーよりもデュアルランドの枚数を大めに取ってることもあり、容易にキャストしやすい。真の名の宿敵や飛行クリーチャーとの相性もいい。2マナ枠ということもあり1枚採用。
こんな感じ。
微調整に関して言うのであればメタゲームで気になっていたエルドラージ、BUGカスケード、ミラクル、グリクシスデルバーに不利にならないゲーム運びが出来るか否かというところ。若き紅蓮術士やタルモゴイフの不採用に関してもそこだが、今回は省略。
②メインデッキの確立
→メタゲームの上位群に引けを取らない構成。
ここまできてやっと本題に入れる(非常に長かった)。
サイドの構成について、今回グリクシスとBUGどちらのデッキのサイドボードも確認しなければならない。
なので、「過去2年分くらいの大きい大会で使われた両方のサイドのカード全部調べるか。」
いわゆる可能性リストみたいなものだ。
構築段階のメモ書きがあったが英語なのは了承してほしい。
SideBoard
・Surgical Extraction
・Flusterstorm
・Fire Covenant
・Thoughtseize
・Engineered Explosives
・Pithing Needle
・Golgari Charm
・Jace,the Mind Sculptor
・Liliana of the Veil
・Dread of Night
・Dark Blast
・Winter Orb
・Vendilion Clique
・True Name Nemesis
・Ancint Grudge
・Bareful Strix
・Painful Truths
・Pyroblast
・Rakdos Charm
・Umezawa’s Jitte
・Null Rod
・Grim Lavamancer
・Dismember
・Invasive Surgery
・Pyrokinesis
実際にここまで洗い出して、メタゲームを洗い出してみる。
・Grixis Delver
・Eldrazi Aggro
・UR Delver
・BUG Delver
・Death & Taxes
・Canadian Threshold
・Burn
・Infect
・Merfolk
・Maverick
・Jund
・UW Miracles
・BUG Cascade
・Stoneblade
・Loam
・Lands
・Storm
・Reanimator
・Show and Tell
・Dark Depths
・Elves
・Dredge
・Painter
主にこの辺で85~90%占めているのではないだろうか?
ここに上記の候補にあげたカード、1枚1枚を見ていく。
もちろんメタゲームの相手の動きを知っておく必要はある。
完全に理解してないにしても勝ち方と注意すべき点は知っておきたい。
見ていくときにあまりにもピンポイントでしか刺さらないカードは不要であり、多くの相手に対してinできるカードを採用する必要がある。
今回はこれも割愛させていただく。
そして現状の私のサイドボードは今の形になっていった。
サイドに困ったときは私は一から考えてこうしてる。
あくまでも持論でのサイドボードプランなのでこういうのもあるのか程度で参考にしていただければと思う。
メインで有利取れる相手でも5枚以上入れ替えられるようにはしたい。
以上、サイドの選択肢についてでした。
毎度毎度思うけど、DN書くのに1時間以上使ってるの本当に暇なんだなぁと思う(これが座ってるだけの仕事の末路)。
ななし
コメント
最近の記事を一通り目を通したのですが、とても素晴らしい記事で感激しました。
4Cデルバーへの考察、レガシーに対する戦術論や意識の高さがしっかりと書かれていて、非常に参考になります(^o^ゞ
これからも記事の更新を楽しみにしてます。長文失礼致しました(_ _)
コメントありがとうございます。
あまり参考になるかわかりませんが、暇つぶし程度に見ていただけると幸いです。
相互させていただきましたのでこれからもよろしくお願いします(^-^)/